私たちの仕事

設計担当者の仕事

業務は基本オフィスでCADやBIMを用いて作図を行い、海外グループ会社や協力企業へ作業をアウトソースし業務をマネジメントをしながら図面全体の取りまとめや発注者との打ち合わせを進めながら鉄骨図面を完成させます。
ベトナム・中国とのやり取りは日本語で、TeamsやZoom、Skypeやメールでのやり取りが主流です。

設計図を元に鉄骨施工図を作成

設計事務所やゼネコンから配付される意匠・構造の設計図をベースに建物のメインフレームとなる鉄骨の施工図を作成します。
事務所内での地味な作業と思われがちですが設計図や各図面との整合性が大変重要になり、設計図を読み込む知識が必要です。
まず製図システム及び生産管理情報や現寸情報などの設計情報を作成するCAD/CAMシステムに情報入力して一般図、詳細図を作成しその後、設計事務所、ゼネコン又は設備、外壁、EVなどの各業者との打ち合わせを進めながら鉄骨施工図をまとめていきます。

鉄骨の型板・部材リスト・組立加工図
など鉄骨現寸を作成

施工図をもとに溶接による変形などの製作付加情報を考慮して部材寸法を決定し、罫書、加工、組立の各プロセスに必要な鉄骨の実物大の型板、部材リスト、組立加工図などを作成するのが現寸です。
原寸情報が、製品内容に直結することになるので精度が求められる重要な仕事です。

加工費・材料費など算出する
鉄骨工事の積算

鉄骨積算とは工事受注に先立って、設計図・仕様書などに基づいて工事内容を把握し、積算ソフトへの入力、又はCAD/CAMシステムによる積算方法を用いて鉄骨重量や部材内訳、溶接長など鉄骨製作過程の様々な項目を算出します。
その積算情報が見積や全体予算を把握するために必要となります。